
OTARU KITCHEN

本プロジェクトは、小樽の賑わう観光地に静かに息づく、
歴史が薫る倉庫群と石畳の街並みに寄り添うように佇みます。
ここで紡がれるのは、ただの食事ではなく、
心に残るひととき――
時を忘れ、味と景色に浸る特別な体験。
小樽という物語の一節に、
お客様の想い出が優しく織り重なることを願って。
PROJECT CONCEPT
歴史とロマン漂う小樽の特別なひととき
Otaruキッチンは、歴史とロマン漂う小樽の中心地に位置し、倉庫群や石畳の街並みに囲まれ、
観光の合間に立ち寄れる「体験型レストラン」として誕生しました。
海の恵みと北海道の旬を活かした料理、そして趣ある空間演出が、旅のひとときをより深く彩ります。
ここで過ごす時間そのものが、小樽の旅のハイライトに。

食の楽しさが詰まった贅沢な3つの空間
総面積は320平方メートルで3つのスペースを分けて、手づかみ海鮮店「SeaFood OTAMOI」、マンホールWAFFLE「GULLY」、高級ジビエのおまかせ料理を提供する「蛇の目(Janome)」を設けております。
カジュアルな贅沢、町と食の調和、静謐な余韻。
それぞれ異なる価値を宿した3つの空間が、訪れるすべての方に特別な時間をお届けします。

JANOME
蛇の目
高級ジビエ料理、おまかせ料理
高級な野生食材を中心に特別な食体験を求めるお客様に感動をもたらしながら、日本美学を空間コンセプトに据え、プライベート感のある雰囲気の中で、心落ち着くひと時をお楽しみいただけます。




GULLY
グリー
マンホールワッフル
「GULLY」はドイツ語の「マンホール」を意味します。 小樽のマンホール模様をモチーフにした焼きたてワッフルで、小樽の魅力をお届けします。
DESIGN CONCEPT
北海インダストリアルの美学、その本質は「矛盾の美」


冷たい構造の中に、温かな記憶が宿る。
鉄と木、冷たさと温もり、機械と手仕事。
相反する要素が静かに共鳴しあい、唯一無二の空間美を紡ぎ出す。
無機質の中に宿る人の温度。
物語を感じる空間を求める人々に、北の風土が語りかける――
それが、北海インダストリアルの魅力です。
自然と歴史が織り成す空間を生み出す
木質調和
大量の本地木材(杉木、松木)を使用し、冷硬感を中和、北海道の豊かな自然ならではの温もりと穏やかさを感じる洗練された空間に。
粗陶と石材の独自性
陶器や火山岩、札幌軟石など、北海道特有の自然素材を贅沢に使用。
金属と錆の融合
黒鉄、黄銅などの金属アクセントが歴史的な風格を感じさせます。局部的に施された時代感溢れる錆処理が、時を超えて美しさを生み出す。
雪原を思わせる灰白色と磨砂ガラス
雪に覆われた北海道の美しい原野をイメージし、灰白色の調和と磨砂ガラスを取り入れることで、静謐で優雅な雰囲気を創出。



